2026/09/05 10:28
古くなったタオルをそのまま捨てるのはもったいないと感じたことはありませんか。
使い古したタオルは、掃除に便利な「ウエス」として再利用できます。
そこで今回は、タオルウエスの作り方と糸くずが出にくい切り方、用途別のサイズ目安を解説します。

ウエスとは
ウエスとは、掃除や日常の拭き取りに使う布切れのことです。
使い捨て感覚で使えるため、雑巾のように洗う手間がなく、汚れが気になったらそのまま捨てられる手軽さが魅力です。
古くなったタオルは、肌に使うには限界を迎えていても、ウエスとしてはまだまだ活躍できます。
なお、古いタオルの活用方法については、古いタオルの使い道7選!捨てる前に試したい活用アイデアと処分方法をご覧ください。
ハサミで切ると糸くずが出やすい理由

古いタオルをハサミで切ると、切り口から糸がほつれ、掃除のたびに糸くずが落ちてしまうという悩みがよく聞かれますが、これはタオルの構造に理由があります。
タオルの表面はパイル(ループ状に織られた繊維)でできており、ハサミで切るとこのループが途中で切断され、繊維がほどけやすい状態になってしまうためです。
この糸くずを抑えるには、切り方に一工夫加えることが有効です。
糸くずが出にくいタオルウエスの作り方

糸くずが出にくいウエスを作るための特別な道具は必要なく、手順を少し工夫するだけで仕上がりが大きく変わります。
順番に見ていきましょう。
◆用意するもの
・使い古したタオル
・ハサミ
◆手順
1.タオルの短辺にある縫製部分(ヘム)に、1cmほどの切り込みをハサミで入れる
2.切り込みから、手で引き裂く
3.反対側の長辺にある織りの耳(ミミ)まで裂けたら止まるので、その部分をハサミでカットする
4.好みの大きさになるまで、1〜3を繰り返す
ハサミで切るのではなく、手で裂くのがポイント。
裂くことで繊維の織り目に沿ってきれいに分かれるため、切り口からの糸くずの発生を大きく抑えられます。
なお、切り込みを入れる位置やタオルの端の構造については、タオルのヘムとは?ミミとの違いと役割をわかりやすく解説をご覧ください。
古いタオルほど繊維がやわらかくなっているため、裂きやすい傾向があります。
長く裂いた糸が出てきた場合

裂いた際に、端から長い糸が飛び出してくることがあります。
気になる場合はハサミで切って始末しておくと、より扱いやすい仕上がりになります。
用途別のサイズの目安

ウエスは、使う場所や用途に合わせてサイズを変えると使いやすくなります。
小サイズ(手のひらサイズ)

・窓のサッシや溝など、細かい場所の拭き取り
・自転車や車のパーツ拭き
・靴の汚れ落とし など
中サイズ(フェイスタオルの1/4程度)

・キッチンまわりの油汚れ拭き
・玄関や網戸の拭き掃除
・排水口や換気扇まわりの掃除 など
大サイズ(フェイスタオルの1/2程度)

・床の拭き掃除
・車のボディ拭き
・大まかな汚れの一次拭き取り など
サイズごとに分けて保管しておくと、掃除の場面に応じてすぐに取り出せて便利でしょう。
目の細かい洗濯ネットやポリ袋にサイズ別にまとめておくのがおすすめです。
作りやすいタオルの選び方

タオルウエス作りには、綿100%のタオルが向いています。
化学繊維が混ざったタオルは裂きにくく、糸くずも出やすい傾向があります。
また、パイルがしっかりしたタオルほど、拭き取りの際にほこりや汚れをキャッチしやすいでしょう。
ウエスにする段階では、多少ゴワゴワとした古いタオルでも十分に活躍します。
まとめ
古いタオルは、ハサミで切るのではなく「ヘムに切り込みを入れて手で裂く」ことで、糸くずを抑えたウエスに生まれ変わります。
用途に合わせてサイズを使い分けることで、掃除の場面ごとに扱いやすいです。
本記事を参考に役目を終えたタオルであっても、最後まで使い切ってみましょう。
