2026/08/21 08:52
タオルのタグなどについている、いくつかの記号が並んだ表示。
見過ごしてしまいがちですが、実はタオルを長持ちさせるための大切な情報が詰まっています。
今回は、タオルの洗濯表示の見方と記号の意味、それを踏まえた正しいお手入れ方法を解説します。

タオルの洗濯表示とは
洗濯表示とは、衣類やタオルなどの繊維製品に付けられている、お手入れ方法を示す記号のことです。
家庭用品品質表示法により、タオルを含む繊維製品には表示が義務付けられており、水洗いの可否、漂白剤の使用制限、乾燥方法、アイロンがけの条件などが記号で表されています。
なお、表示の方法はタオル本体へのタグ付けに限らず、同封の説明書に記載する形式が取られていることもあります。
2016年12月には、国際規格に合わせた表示方法(JIS L 0001)に切り替わり、記号の数や意味も変更、2024年8月には改正が行われ、手洗い30℃の記号やスチームなしアイロンの記号が追加されています。
重要なポイントは、記号が示す数字や強さが「推奨」ではなく「上限」を表している点です。
<例>

・洗濯桶の記号に「40」と書かれてる
⇒ 40℃を超える温度での洗濯はNG
表示以上の強さや温度で洗濯すると、タオルを傷める原因になるため、注意しましょう。
タオルでよく見る洗濯表示の記号
さっそく、タオルのタグでよく見かける代表的な記号を紹介します。
洗濯桶の記号

桶の中に数字が入った記号は、洗濯液の上限温度を示しています。
桶の下にある線の本数は、洗濯時にかけられる力の強さを示しており、線が多いほど弱い力で洗う必要があります。
塩素系漂白剤の記号

三角形の記号で示され、三角形にバツ印がある場合は「塩素系漂白剤の使用不可」を意味します。
三角形に斜線が入っている場合は、酸素系漂白剤の使用であれば可能です。
色柄物のタオルはこの記号が付いていることが多く、白いタオルとは別に洗濯することが大切です。
乾燥方法の記号

正方形に縦線が入った記号は自然乾燥を示し、縦線が1本なら脱水してから干す「つり干し」、2本なら脱水せずに干す「ぬれつり干し」を意味します。

正方形の中に丸が入った記号はタンブル乾燥(乾燥機の使用)を示し、中の点の数で温度の上限がわかります。
アイロンの記号

アイロンの形をした記号で示され、中の点の数によって上限温度が異なります。

点がない、あるいは記号に斜線が入っている場合は、アイロン不可を意味します。
洗濯表示を踏まえたタオルの正しいお手入れ

洗濯表示を確認したら、内容に沿ってお手入れすることで、タオルの質感を長く保つことができます。
上限温度を超えない
上限温度は、かならず守りましょう。
高温での洗濯は、色落ちや繊維の傷みの原因になります。
指示された乾燥方法を守る

自然乾燥・タンブル乾燥のどちらが適しているかは、タオルの素材によって異なります。
特に、デリケートな無撚糸タオルは、乾燥方法によって仕上がりに差が出やすい素材です。
無撚糸タオルの特徴とお手入れのコツについては、無撚糸タオルとは?ふわふわで吸水力が続く理由と長く使うコツを紹介をご覧ください。
漂白剤の使用可否を確認する

塩素系漂白剤が使用不可となっているタオルに使用すると、色落ちや変色の原因になります。
黒ずみが気になる場合の対処法については、タオルの黒ずみの落とし方と原因・予防、それでも落ちないときの対処法で、洗濯表示の範囲内でできる方法を確認しながら試してみてください。
色柄物と白物を分けて洗う

洗濯表示には直接記載されていないこともありますが、色移り防止のために、色の濃さで洗濯物を分けることも大切なポイントです。
色落ち・色移りの原因と防ぎ方については、タオルが色落ち・色移りする原因は?洗濯前の確認方法と防ぎ方をご覧ください。
正しいお手入れで長く使いたいタオル|YOINのご紹介

YOINのFirst Touch Premiumシリーズは、大阪・泉州の後晒し製法と無撚糸を組み合わせた商品です。
どんなに丁寧に作られたタオルでも、日々のお手入れ方法によって寿命は変わります。
お手持ちのタオルの洗濯表示(タグまたは同封の説明書)を確認しながら、正しいケアで長く愛用してみてください。
