柔軟剤でタオルの吸水性が落ちる理由とは?正しい使い方を解説 | YOIN 余韻|高級タオル・ギフトタオル 公式オンラインショップ

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2026/07/13 09:46

お風呂上がりに使うタオル、洗ったばかりのはずなのに、なんとなく水を吸わずに肌の上を滑るように感じたことはありませんか。


実はその原因、良かれと思って使っている柔軟剤にあるかもしれません。

今回は、柔軟剤がタオルの吸水性を落とす理由と吸水性を保ちながら柔軟剤を使うコツを解説します。

タオルの吸水性が落ちる原因は「柔軟剤」かもしれません

タオルの吸水性が落ちる原因は、主に次の2つです。

1.繊維の経年劣化

使い続けるうちにパイル(タオル表面のループ状の繊維)がほつれたり倒れたりすることで、繊維が本来持つ吸水力が低下していきます。

これは使用や洗濯を重ねる以上、避けられない自然な変化といえます。

2.柔軟剤によるコーティング

一方、使い始めて間もないタオルの吸水性が落ちる場合は、柔軟剤の使いすぎが関係していることも。

柔軟剤には繊維の表面をコーティングして手触りを良くする働きがありますが、このコーティングが厚くなりすぎると、本来吸収されるはずの水分を弾いてしまいます。

肌触りを良くするために使っている柔軟剤が、タオル本来の役割である吸水性を奪ってしまうというのは、意外と知られていません。

柔軟剤で吸水性が落ちる仕組み

柔軟剤の主成分は「陽イオン界面活性剤」と呼ばれる成分です。

洗濯後のタオル繊維は水中でマイナスの電気を帯びており、プラスの電気を帯びた柔軟剤の成分が磁石のように引き寄せられ、繊維の表面に吸着します。

この吸着で繊維間の摩擦が減り、ふんわりとした肌触りが生まれますが、柔軟剤の成分は水になじみにくい性質もあり、繊維に吸着した状態が薄い油膜のようにパイルの表面を覆ってしまいます。

適量であれば問題ないですが、使いすぎると膜が厚くなり、繊維内への水分の浸透を妨ぐことも。

これが、柔軟剤を使ったタオルほど水を弾きやすくなる理由です。

吸水性を保つ柔軟剤の正しい使い方

柔軟剤自体が悪いわけではなく、使い方を見直すことで肌触りと吸水性を両立できます。

1.規定量を守る

香りを強くしたい、もっとふわふわにしたいという理由で規定量より多く入れると、コーティングが厚くなりすぎます。

パッケージに記載された使用量の目安を守ることが基本です。

2.洗濯物の量に合わせて計量する

柔軟剤の自動投入機能がない場合は、毎回の洗濯物の量に応じて計量しましょう。

洗濯物が少ないのにいつもと同じ量を入れてしまうと、過剰使用につながります。

3.毎回使わず、頻度を調整する

柔軟剤は毎回の洗濯で必ず使う必要はありません。

タオルのゴワつきが気になり始めた際に使う程度(洗濯3〜5回に1回が目安)にすることで、コーティングの蓄積を防ぎながら肌触りも保てます。

4.タオルと他の衣類を分けて洗う

タオルは、吸水性が特に重要なアイテムです。

そのため、他の衣類はいつも通りの量、タオルは控えめにと分けて洗濯するのもおすすめです。

無撚糸タオルは柔軟剤を使わないのが基本

YOINのFirst Touch Premiumのような無撚糸(むねんし)タオルは、糸に撚りをかけていない分、繊維が柔軟剤のコーティングの影響を受けやすいです。

一般的なタオル以上に吸水性が低下しやすいため、柔軟剤は使わず、水またはぬるま湯だけで洗うことをおすすめします。

肌に直接触れるタオルだからこそ、素材選びとあわせてお手入れの仕方にもこだわりたいものです。

オーガニックコットン素材のタオルなど、肌への優しさを重視したタオル選びについては、肌に優しいタオルの選び方!敏感肌・アトピーにおすすめのオーガニックコットンタオルを紹介をご覧ください。

すでに水を弾くようになったタオルを復活させる方法3選

すでに柔軟剤の使いすぎで水を弾くようになってしまったタオルも、以下の方法で改善できる場合があります。

1.お湯だけで洗ってみる

洗剤や柔軟剤を使わず、40〜50℃程度のお湯だけでタオルを洗ってみましょう。

温かいお湯の方が、繊維に付着した柔軟剤の成分が剥がれ落ちやすくなるからです。

なお、すすぎは2回以上行いましょう。

2.干す前にタオルを振る

洗濯後、干す前にタオルの両端を持ち、上下に10〜20回ほど振ります。

倒れていたパイルが立ち上がり、乾燥後の吸水性とふわふわ感が戻りやすくなります。

3.乾燥機を使う

乾燥機の温風と回転によって、パイルが根元からしっかりと立ち上がります。

コインランドリーの業務用乾燥機は家庭用よりパワーが強く、短時間で効果を実感しやすいです。

なお、タオル全般のお手入れ方法については、タオルをふわふわに復活する洗い方|ゴワゴワの原因と正しいお手入れで詳しく解説しています。

それでも改善が見られない場合は、繊維自体の経年劣化が進んでいる可能性があります。

その場合は、本記事を参考に柔軟剤との付き合い方を見直しつつ、タオルそのものの見直しも検討してみてはいかがでしょうか。