2026/06/24 09:42
生まれたばかりの赤ちゃんのお世話について、沐浴は毎日のことだけに「正しくできているか」と不安になるママ・パパも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、沐浴はいつまで続けるのか、準備するものと基本的な手順、特に気をつけたい顔の洗い方について解説します。

赤ちゃんの沐浴はいつまで?時期の目安
まずは、赤ちゃんの沐浴時期の目安を紹介します。
生後1か月が卒業の目安
沐浴とは、ベビーバスにお湯をはって赤ちゃんだけで入浴させることです。
生後28日未満の新生児期は免疫力が未発達なため、大人と同じ浴槽の雑菌が影響しないよう、赤ちゃん専用のお風呂で体を清潔に保ちます。
生後28日未満の赤ちゃんを新生児と呼び、新生児期が終わり、乳児期に入る生後1か月ごろには菌に対する抵抗力もついてきているため、大人と一緒の浴槽に入れるようになります。
生後1か月健診で医師から特に指摘がなければ、大人との入浴に移行するタイミングの目安です。
1か月を過ぎても続けていい場合がある
生後1か月を過ぎたからといって、必ずしもすぐに沐浴を卒業しなければならないわけではありません。
一般的には生後1か月ほどでベビーバスを卒業しますが、赤ちゃんの成長によっては生後3か月ごろまでベビーバスを使用する人もいます。
赤ちゃんの成長や家庭の生活スタイルに合わせて、無理のないタイミングで移行するのが大切です。
沐浴前に準備するもの

沐浴は事前に必要なものを揃えておくことで、安心して進められます。
沐浴中に赤ちゃんから手を離すことがないよう、すべて手の届く場所に準備しておきましょう。
1.ベビーバス
赤ちゃん専用のお風呂です。深すぎずしっかり赤ちゃんを支えられるものを選びましょう。
2.湯温計
手の感覚だけではお湯の温度にばらつきが出やすいため、湯温計を使うと安心です。お湯の温度は、大人が少しぬるく感じる38℃くらいが目安です
3.ベビーソープ
大人用のボディソープは赤ちゃんの肌には刺激が強い場合があります。低刺激なベビーソープを用意しましょう。泡タイプのポンプ式が片手でも使いやすく便利です。
4.ガーゼ
顔を拭いたり、お湯を含ませて洗い流したりするのに使います。柔らかい素材のガーゼを複数枚用意しておくと安心です。
5.沐浴布(ガーゼバスタオルで代用可)
体にかけることで赤ちゃんが安心できるほか、お湯につかっていない部分を保温する効果もあります。
6.バスタオル
沐浴後すぐに包めるよう、広げた状態で手の届く場所に置いておきます。
7.着替え・おむつ
ベビー服と肌着を重ねて袖を通しておき、おむつも広げた状態でセットしておくと湯上がりにスムーズに着替えられます。
8.保湿剤
沐浴後の肌は乾燥しやすいため、ベビーローションやベビーオイルを準備しておきましょう。
沐浴の基本的なやり方と手順

沐浴の準備が整ったら、以下の手順で進めていきましょう。
1.お湯の準備
湯温計で38℃前後に調整します。
2.赤ちゃんをベビーバスへ
体に沐浴布をかけて、足からゆっくりとお湯に入れます。
3.顔・頭を洗う
ガーゼに湯を含ませ、目元から外側に向かってやさしく拭きます。ベビーソープを使う場合は泡立ててから頭皮をやさしく洗いましょう。
4.体を洗う
ベビーソープを泡立て、首・脇の下・もものつけ根などのしわになる部分も丁寧に洗います。おなか側を洗ったら、背中側も忘れずに。
5.すすぐ
洗い残しがないようにしっかりすすぎます。
6.バスタオルで包む
湯冷めしないように清潔なバスタオルで包み、全身を軽く押さえるように水分を拭き取ります。
7.保湿・着替え
保湿剤を全身に塗り、素早く着替えさせます。
沐浴の時間は、衣服を着せる時間を含めて10分以内を目安にしましょう。
赤ちゃんは体温が高くのぼせやすいため、長くお湯につかりすぎないように注意します。
沐浴中の顔の洗い方とガーゼタオルの使い方

沐浴で特に気をつけたいのが、顔の洗い方です。
新生児の顔はとてもデリケートで摩擦や刺激に弱いため、使う素材と洗い方の両方に注意が必要です。
顔の洗い方の基本
目元から外側に向かって、目やにや汚れをやさしく拭き取ります。
鼻・口・耳のまわりも、ガーゼを少し湿らせて同様にやさしく拭いてください。
ゴシゴシとこすらず、押さえるように拭き取ることを意識しましょう。
ガーゼタオルを選ぶポイント
顔拭きに使うガーゼは、繊維の凹凸が少なく肌当たりがやさしいものが適しています。
目の粗い平織りのガーゼは薄くて軽いため、新生児のデリケートな肌にも圧迫感を与えずに使えます。両面ガーゼであれば適度な厚みがあり、水分の吸い取りもスムーズです。
顔拭きに適したガーゼタオルの詳しい選び方や、サイズ別の使い分け方については、沐浴で顔を拭くのはガーゼタオルがいい理由|選び方とおすすめ商品で解説していますので、あわせてご覧ください。
沐浴卒業後のお風呂デビューのポイント

生後1か月健診を経て大人との入浴に移行する際は、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
1.湯温を赤ちゃんに合わせる
お湯の温度は38〜40℃を目安にします。
夏は温度が低めの38℃、冬は少し高めの40℃くらいにします。
2.ボディソープはそのまま継続する
大人と一緒の湯船に入るようになっても、赤ちゃんのバリア機能はまだまだ未熟です。
洗浄力の強い大人用のボディソープにすぐ切り替えるのは避け、沐浴時に使用していた低刺激なベビーソープをそのまま使うと良いでしょう。
3.抱っこの滑りに注意する
お風呂では泡や水で抱っこが滑りやすくなります。
特に移動の際は体に密着させて、細心の注意を払いましょう。
4.保湿を継続する
生後1か月までは皮脂分泌量が多いですが、生後2〜3か月を過ぎると急激に皮脂の量が減っていきます。
沐浴と同様に保湿も継続していくことで、赤ちゃんの肌を良い状態に保ち続けることができます。
沐浴の期間はあっという間ですが、毎日の積み重ねが赤ちゃんとのスキンシップの時間にもなります。
本記事を参考に準備をしっかり整え、ゆったりとした気持ちで取り組んでみてください。
